根知男山
渡辺酒造店酒造HP
1868年創業。「日本酒の本質的な価値は原料米の生産から酒蔵のある土地で手がけることにあり」と6代目 渡辺吉樹氏当主は語る。そのことは米づくりから酒造りまで一貫体制。そして「地元根知谷の田んぼを守る」から始まりました。種籾の段階から酒に仕上げるまで全て自分たちの手で着実にこなす。一年のサイクルを根知谷という風土の中で結実させる。根知谷で栽培した五百万石と越淡麗をその等級ごとに商品化、それが「Nechi」ブランドである。軟水の仕込水に米の旨味をじっくり引き出し穏やかな口当たりの中に力強い美味しさを含んでいる。「日本酒は産地、品種、品質で語る時代」そんな酒づくりを率先、牽引する蔵である。